地唄石橋

箏・三絃教室

ただいまTSさん、大変難しい石橋を勉強してます。富田清邦先生の勉強会の演目なのです。

この曲をざっと解説致しますと、地唄の芝居物である修行層が中国の時代、数千丈という目の眩む様な谷の橋にかかった時に百獣の王である獅子と百花の王である牡丹の花が咲き乱れる浄土をイメージした華やかで豪快な演目です。

特にお箏の手は京都で「石橋の箏が弾けたら1人前」と言われるぐらいです。

手数おおいのに低調子でかけ押し押手と古典的手法が多く要求されます。

その上長いときてます。

今は焦らず手を丁寧に弾いて、合奏がかかるよう彼女は奮闘中です。先生クラスの年に2回の勉強会、演目もだんだん難しくなっていきます。でもお稽古を丁寧にコツコツ重ねて、難曲の「宇治め巡り」もいつやら弾けるようになりました。

もともと古典がお好きだったTSさん、難しさの中の絶妙な節回し、合奏の絡みをきっと汲みとってて、会得してくれるとおもってます。

さてさて、緊急事態宣言延長で本番はどうなるものやら。

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