お箏(こと)には、普通に弾くのとは一味違う、独特の奏法があります。それが「すくい爪」です。
実はこれ、習い始めの方にとっては一つの大きな壁。
手首を少し下げ、爪の長方形の角(前方の横の部分)を糸に対して45度の角度でスッと当てる。言葉で言うのは簡単ですが、理想の音色への道のりは、まさに試行錯誤の連続です。
指の屈伸を使い、親指にしっかりと勢いを持たせること。
最初はなかなか音が鳴ってくれません。けれど、焦らずに同じ場所を、正確な角度で「ツルツル」と何度も弾き込んでみてください。
ある時、ふとした瞬間に「つるっ」と擦れるような粋な音が響いたら、しめたものです!
正派の合奏団では、この練習だけで1時間を費やすこともあるほど、奥が深く難しい手法。でも、その苦労の先には、日本的な「匂い」を感じさせる、お箏ならではの不思議で美しい音色が響いてくれます。
最近ご入会された男性の生徒さんも、この「すくい爪」の魔力に魅せられたお一人。「お箏らしい、不思議でいい音がする」と、ツルツルと音色の変化を楽しまれています。
一朝一夕では出せない音だからこそ、毎日こまめに糸と対話する。
そんな豊かな時間を、中筋の教室で一緒に過ごしてみませんか?
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