素晴らしかったリトルマーメイド

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劇団四季の公演は何年振りかで新次元で海の世界がどのように繰り広げられるのか興味津々に会場にむかいました。

想像以上に幻想的な海の中、まるでおとぎの世界にまよいこんだような。

うまく演者を釣り上げおよいでるようにみせ、海の中と人間界の対比も絶妙で幕間の展開は今風で間髪入れず引き込まれる演出でした。

日頃音楽を演奏するものとして、裏方にも目が行くため、実に巧妙だなとおもいました。

アリエルは自分の夢に邁進し希望を与えてくれる役どころがぴったりでした。

またとりわけすごかったのは、腰のワイヤー装置だけで宙に浮き、腰を揺らし体幹でバランスをとる場面で、観客の目を一身に集めながら歌うシーンは圧巻でした。体幹をかなり鍛えられ、相当な稽古に励まれたのが目に浮かぶようでした。

1番印象に残ったのはアースラでした。不気味でこわいけど、絶対的な歌唱力と妖艶な雰囲気は圧巻でした。

またアースラの

タコの吸盤動かしてる中に沢山の黒子さんがいてとても怪しくて迫力がありました。

アンダーシーの場面もこのミュージカルのみせばで、想像以上に素晴らしかったです。

絢爛豪華でセバスチャンの声がまた味があったようです。彼の始終主役を脇で支える人間味あふれる様子が健気でした。

主役も脇役、黒子の絶妙な動き、小道具の緻密さ、シーンをスムーズに進めるスタッフのあざやかさ、全部がまとまって素晴らしいリトルマーメイドをつくってるのだと、感激しました。

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