お箏の真の魅力は「余韻」にあり。心に響く左手の魔法

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広島市安佐南区・中筋の箏教室です。
小学校での体験会に何度か伺う中で、ふと改めて気づかされたことがあります。
華やかな超絶技巧の曲ももちろん好評ですが、お箏の本当の魅力は、音を鳴らした後の「余韻(よいん)」にあるのではないか、ということです。
今回は、その余韻を彩る「左手の技法」をいくつかご紹介します。
■ 凛とした美しさ「押手(おしで)」
右手で弾いた後、左手で弦をぐっと押し込み、音程を高くする技法です。
この「押し」があるからこそ生まれる、独特の粘りと艶のある音色。
海外の方(インバウンド)からは、左手がスッと真っ直ぐに伸びて弦を押さえる仕草が「武道のようにかっこいい!」と称賛されることも多いんですよ。
■ 風情が宿る「引き色(ひきいろ)」
弾いた直後に、左手で弦を左から右へ寄せる技法です。
すると、音程が「ふわん」と切なく下がり、なんとも言えない物憂げで風情のある音が生まれます。初めて聴いた方は、その変化に「おやっ」と驚き、耳を澄まされます。
■ 豊かな表情を作る数々の手法
他にも、弾いた後に音を変化させる「後押し(あとおし)」や、トレモロのような「さらりん」など、お箏には味のある手法がたくさんあります。
今は電子音楽や華やかな楽器が溢れていますが、桐の木でできたお箏を爪で弾く音色は、たおやかで、聴く人の心をそっと落ち着かせてくれます。
一音のあとに残る「静寂」まで楽しむ。そんな贅沢な時間を、一緒にお稽古してみませんか?

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