今日は、どきどきの鬼滅の2回目のでした。
今日の尺八の相手は、いつもお世話になっている尺八奏者のお孫さんです。
(なんとなんと。彼、18歳の高校三年生です!!)
前回の合奏は楽譜通りに音をなぞっていくだけでも一苦労でした。
さて、今回はどうなるか……、と心配で気なっていましたが。
2回目の合奏は前回とは打って変わって、相手方の尺八の音色がいきいきとしてきました。
練習のたまものなのでしょう。この連休中、きっとたくさん吹いたのでしょうね。
この『紅蓮華』という曲、なかなかに弾き手泣かせの曲でして、
リズムが変則的で、裏拍のリズムがどうにもつかみにくいのですよね。
でも、そのあたりは練習量でうまく乗り越えて、最後の通し合わせでは練習当初と比べて、ずいぶんとお互いの歩調が合い、曲としてまとまってきました。
彼の若さあふれるフレッシュな感性で、独自のリズムが心地よく、こちらの箏を弾く手もノッてきました。
これで本番はなんとか形になりそう!!
と意気込んでいたのですが……
残念なことに、今般のコロナの影響で涙の中止となってしまいました。(涙)
このコロナ禍、音楽をしている人間には大変な向かい風ですね。
しかし、落ち込んでばかりではいられないので、この曲をさらに磨き上げる時間ができたと思って、
この曲としっかりと正面から向き合うことで、この曲の魅力を発見して、それを自分の音楽で伝えるために日夜練習に励んで参りましょう!
コロナに負けるな! これをバネに一段も二段もステップアップです。
道元
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